頭のよい子にと思うなら絶対音感は効果的
右脳というのは、イメージを描くなど、無意識の中で動く脳だと言われています。つまり、豊かな創造性を発揮する脳です。それに対し、左脳は意識的な脳であり、分析や理論性をつかさどる脳だと言われています。
私は、音楽は「感じるもの」であるので、右脳を優先的に使っていると思っていました。しかし、ある実験で、音楽大学の教師たちに名曲を聴かせたところ、ほとんどの教師が左脳を活発に動かしていたそうです。
また、ドイツの大脳生理学者が「絶対音感を持つと左脳が2倍発達する」と発表したように、あらゆる実験において実証されているようです。絶対音感のある人は、普通の人があまり使っていない脳の細胞を使っていることも分かりました。絶対音感についてはまだ不明なことが多いので、今後も脳科学の分野などの研究によって、いろいろな見解が出てくるのではないか、と考えられます。
このように、「頭のよい子に育てたい」と考えるなら、絶対音感を身につけることは効果的なのではいでしょうか。しかし、私は「音楽を楽しめる子」に育てたいと考えるので、音楽を使った瞑想やイメージ力も大切にしたいと思います。どちらにしろ、絶対音感は特殊な能力であり、臨界期(0歳〜6歳)があるので、まずは音楽に触れる環境を作ってあげたいですね。